2015年9月30日水曜日

大雪特別警報が出るのはどんな大雪の時か

2013年に特別警報の運用が始まり、大雪特別警報はいまだに発令されていない。(2015年9月現在)

どのような雪の降り方をすれば、大雪特別警報発令になるか疑問に思ったので、大雪特別警報の指標になる昭和56年豪雪当時の雪の降り方を調べてみた。


(引用 気象庁)









































(引用 気象庁)




この年は、同じような強い冬型の気圧配置が長期間続き、各地に記録的豪雪をもたらした。
読売新聞の記事を見ると、豪雪が降ったのは、1980年12月29日(北陸で)、1981年1月5,6日(北陸で)、1981年1月11日(北陸で)で、記事で特にクローズアップされたのが福井であった。なので、福井のデータを詳しく見ていく。

福井県福井市で最深積雪深が1m以上となった年は、
1963年213cm、1968年112cm、1977年147cm、1981年196cm、1986年127cm、2011年119cmで、
9年に1度程度である。
(1962年から2015年現在までのデータより)

また、福井県福井市で1日に降った雪の量は、1980年12月28日に49cm、1980年12月29日に60cm(歴代5位)、1981年1月5日に58cm(歴代7位)、1981年1月6日に51cm、1981年1月11日に53cm(歴代10位)、1981年1月13日に42cmであった。最深積雪深は1月15日に196cmである。
(1日で40cm以上降った日のみ)
(1953年1月から2015年9月現在までのデータより)


福井県敦賀市で最深積雪深が1m以上となった年は、
1963年147cm、1981年196cmで、26年に1度程度である
(1962年から2015年現在までのデータより)

また、福井県敦賀市で1日に降った雪の量は、1981年1月6日に43cm、1981年1月11日に58cm(歴代8位)、1981年1月13日に57cm(歴代10位)であった。最深積雪深は1月15日に196cmである。
(1日で40cm以上降った日のみ 福井県敦賀市の積雪深のグラフは上にあります)
(1953年1月から2015年9月現在までのデータより)


大雪特別警報が出るのは、ドカ雪が降った後、前の雪が残った状態でさらにドカ雪が降るのを繰り返すような時だと思われる。(当たり前のことしか言ってない・・・)


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そもそもの話、日本海側の都市と言えども、1m以上雪が積もると生活がマヒしそうだから、1m以上積雪するときに出るのかなー(太平洋側出身なので日本海側の都市の事情は全く分からず)








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