2015年7月29日水曜日

漢数字が入っている地名

地名に使われる漢数字でどの数字が多いだろうかという疑問をもったので、
漢数字が入っている地名の個数を調べる


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今回は、町域の地名のみを使おうと思う。

ちなみに町域とは、
栃木県日光市川俣という地名があったとき、
川俣の部分である。
(漢数字が付く市区町村名は別のサイトがもうまとめてくれているので
このサイトではやらない)

さて、やるにあたって、市区町村の町域名は住所.jpの
住所データのエクセルファイルを使った。

町域は全部で116852個あった。(多分)
カウントは以下のような条件をつける

・北海道の条がつく町域がカウントをめんどくさせているので
北海道の条の付く町域名はカウントしない
北一条東から北五十一条東・・・・
他にも北海道には条がつく町域がたくさんある
八軒町一条みたいな地名も八のつく地名としてカウントしない

・愛知県一宮市千秋町浅野、千秋町一色、千秋町浮野・・・・みたいなのは、
千を1つとカウントする。市町村合併により町域名に旧市町村名が残っての
パターンがあり、場合によっては旧市町村名に漢数字が入り
相当数をカウントすることを防ぐため。また自分でさすがに多すぎだろという
思った場合カウントしない。大阪の千里なんちゃらの場合は1つとしかカウントしなかった。

・宮城県栗原市には一迫なんとかという地名がたくさんあり、さらに
一迫一本杉という町域名があるが、それは一迫の一として一回
一本杉の一としてカウントする

・高来町三部壱のような町域は三の時も壱の時もカウントする

・中村四万十町のような町域名は四のつく地名のとき、十のつく地名のとき、
万のつく地名のときはカウントせず四万十の時にカウントする。

・三輪という町域名は岐阜県揖斐川町と愛知県東栄町と複数の市町村にあるが、
同じ地名が別々の市町村にある場合、個別にカウントする

・拾は十の昔風の書き方で、今回、拾が付く町域名も調べる
ただし、拾(ひろ)うと読むのはカウントしない

・百は百合が付く町域でもカウント

・六条北、六条南が1つの市町村に存在してもそれぞれ個別にカウントする
(気分で個別にカウントしてないこともある。三の時は厳しめにしてカウントしない
方向でやった)

・石川県金沢市四十万、四十万町は四十万で2つカウントする
(たまにある)

・三六町みたいなのは三で一回カウント、六で一回カウントとする



その結果、
七分一 1
六分一 1
五分一 2
四分一 1
三分一 3
一 556
二 600
三 1426
四  330
五 476
六  340
七 259
八 1004
九 117
十 200
十一 14
十二 33
十三 32
十四  6
十五 12
十六  9
十七  2
十八  9
十九 8
二十 10
二十一 3
二十二 2
二十三 2
二十四 1
二十六 1
二十八 1
三十 7
三十三 2
三十八 1
四十 8
四十二 1
四十八 1
四十九 3
五十 69
六十 4
七十 2
八十 4
九十 1
九十九 1
百 166
三百 4
四百 1
五百 15
六百 2
七百 2
八百 10
千 584
三千 1
五千 1
万 219
一万 5
万六 1
二万 2
三万 1
四万 1
四万十 1
五万 1
六万 6
八万 4
九万 1
四十万 3
百万 3
千万 2
億    3
兆    0
壱 26
弐    4
参  6
伍  2
拾   4
拾壱 1
拾六   2
廿 11
廿一 1
廿三 1
廿五 1
廿六 3
廿九 1
三拾   2
四拾  1
五拾   1
萬   2

結構適当なカウントなので、数字はだいたいと考えてください
(1割ぐらいの誤差を含んでいるものと思ってください)



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三が付く地名が一番多くて、
その次は八が付く地名であった。

七が259、九が117、八が1004と
八が七と九に比べてかなり多かった。
八幡という地名のせいと思ったが、
八幡がつくのは279個でそれを引いても
八がつく町域名は725個もある。

ラッキーセブンなのになぜ七を地名に着けないのか?と思ったが、
よくよく考えればこれは西洋的な発想だった

ちなみに八は中国では縁起がいい数字と考えられている。
昔の中国の影響が地名に影響したのか?

自分の使ったエクセルファイルには二千刈という地名がなく
二千の結果は0となった。実際には山形県に菱津二千刈という地名があるらしい。
















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