2016年1月6日水曜日

1987年のメッカ事件についての説明

1987年に発生したメッカ事件の説明

1987年7月31日、サウジアラビアのメッカでは、イスラム教徒の巡礼行事でにぎわっていた。
国営サウジ通信によると、この巡礼行事中にイラン人の巡礼団の数千人がデモを行い、車をひっくり返して放火したり、「アメリカとソ連とイスラエルに死を」と叫んだりした。その結果、サウジアラビアの警官隊はデモを規制しようとしてイラン人巡礼団と衝突し、402人が死亡した。そのうち、イラン人の死者は275人、サウジ警察の死者は85人、その他の国籍の巡礼者の死者は42人であった。

その後、1987年8月1日に怒ったイラン人はイランの首都のテヘランのクウェート大使館とサウジアラビアの大使館の内部が荒らされ、クウェート大使館では放火も発生した。フランス大使館も建物内に侵入された。

(参考:読売新聞夕刊 1987.8.1, 読売新聞夕刊 1987.8.3, wikipedia 1987 Mecca incident)

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この衝突が誰かの陰謀なのか、偶発的だったのかはよくわかってない。

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