自分が学生の時、先生と親と三人で学校生活などについて話し合うという
三者面談があった。
三者面談で親に学校での態度をいろいろ言われるのは怖いものである。
僕は自分の三者面談の番をびくびくと待っていた。
そして、自分の番が回ってきた。
僕と親が、先生のいる教室に入って椅子に着席するなり先生が一言
「お前のマークシートは汚い!」
僕「?」
マークシートとは多分この前受けた学内テストのことであろう。
普通にマークシートの楕円の中を鉛筆で黒く塗ったはずだから、
なぜそんなことを言われたのかまったくわからない。
先生「お前のマークシートが汚すぎて、採点する機械に反応しなかったからわざわざ塗りなおしてやったんだぞ」
先生はよっぽどご立腹のようだった
今となっては、先生がお怒りなのもわかる。僕がマークシートをちゃんと塗っていれば、
先生がわざわざ塗りなおすという追加の仕事をする必要がなかったのである。
でも、その当時は、僕に前もって何も言わずになぜ親の前で初めて注意するのか?
というちょっとした文句を言いたい気持ちがあった。
まあ、別にこの件で親から怒られなかったからいいけど。
さて、マークシートがなぜ汚かったのかに話をもどそう。
考えられた理由は、4Bの鉛筆でマークシートを塗ったことだ。
その当時、筆箱の中に長年の間、4Bの鉛筆が入っていた。
なぜ4Bの鉛筆が筆箱に入っていたかわからないが、
あるマークシートのテストの時に4Bの鉛筆をたまには使ってみようかなと
ふと思ってしまった。
普段ならマークシートのテストでは指示通りにHBの鉛筆を使うが、
たまたま4Bの鉛筆を使ったのである。そして、マークシートが汚いと先生に怒られた。
ただ、この当時、なぜ、4Bの鉛筆でマークシートが汚いと言われたかわからなかった。
今、「4Bの鉛筆 マークシート」で検索すると、
4Bの鉛筆を使って塗った時、他のマークシートと擦れて汚くなるというコメントがあった。
つまり、4Bの鉛筆で塗って、マークシートが汚いと言われたのはそういうことだったのである。
このストーリーから言える教訓はマークシートには4Bの鉛筆を使うべきではないということである。
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